確定拠出年金を個人で加入する時に気をつけたい転職問題

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株高の影響もあって、確定拠出年金に対する問い合わせも増えているそうです。
確定拠出年金は会社で加入する「会社型」と個人で加入する「個人型」の二つがあります。今回はそのうち、個人型の確定拠出年金について加入する時に絶対に抑えておきたい注意点をまとめます。

個人型確定拠出年金は魅力的

まず、基本的に確定拠出年金という制度は積立投資などをベースに考えている方で老後資金を準備する上で非常に優秀な商品です。税制面での控除が素晴らしい上、ラインナップされている商品も充実しています。
参考:個人型確定拠出年金のメリット・デメリット

じゃあ、どんなデメリットがるのか?というと優良企業・公務員への転職が限定されてしまうということです。

個人型確定拠出年金による転職制限

別に個人型確定拠出年金に加入していると転職できないわけではないのですが、これまでの積立金が宙に浮く場合があります。

どういうことかというと「個人型確定拠出年金」の加入条件は「企業年金(確定給付年金)に加入していないこと」「公務員でないこと」などが挙げられます。
そのため、企業年金が用意されているような優良企業や公務員に転職する場合、これまで掛け金を掛けてきた年金(個人型確定拠出年金)に加入できなくなるのです。
もちろん、これまで支払ってきた分は引き続き運用されます。しかし、追加の掛け金は入れられなくなります。しかしながら、毎年の管理料(年数千円程度)は発生するのです。

たとえば、三菱東京UFJ銀行の場合、運用指図で年間5000円ほどの手数料が発生します。
金額が大きければわずかとおもわれるかもしれませんが、仮に年金原資が10万円ほどの運用で考えると5%もの手数料が毎年発生することになるわけです。これは高いですね。

このように、個人型確定拠出年金は転職をすると場合によってはこれまでの掛け金が無駄になってしまう可能性もあるのです。ここが大きなリスクといえます。近年では企業年金をなくす会社も増えているので、この問題は徐々に小さくなるかもしれませんが、それでも企業年金を続ける優良企業もあるわけです。将来的な転職を考えている方で個人型確定拠出年金の加入を検討している場合はぜひ頭に入れておいてください。

(ご指摘ありがとうございます。下記追記)
年金原資が五十万円以上ある場合は「SBI証券の401k」が有利です。この場合、月315円の手数料が無料になるので年間のコストは756円で済みます。五十万円の運用に対する756円ということは0.15%なのでさほどダメージはさほどありませんね。
ということで、数年以内に転職を検討している方は注意と変更させていただきます。

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