JPX日経インデックス400をGPIFが採用することによるROEへの影響

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JPX日経インデックス400はROEに注目した指標の一つです。

一定の条件(適格基準)をクリアした上場企業の中から「3年平均ROE:40%」「3年累積営業利益:40%」「選定基準日時点における時価総額:20%」といったスコアリング、「独立した2名以上の社外取締役」「IFRS採用」「決算情報英文資料の開示」などの評価を行い、上位企業400社を抽出した指標となっています。

引用元:JPX400(JPX日経インデックス400)

ROE(株主資本利益率)に注目した指標であり、GPIF(年金積立金管理運用独立法人)が株価指標としてこのJPX日経インデックス400を採用したことは大きなニュースとなりました。

 

JPX日経インデックス400がもたらすROEへの関心

日本企業のROEは欧米の企業と比べるとかなり低いという状況がありました。
こうしたROEに注目した指標が存在し、ファンドや年金などが採用銘柄へ重点投資をするという動きが大きくなると、企業経営者はどうしてもROEに対しての優先度を高くしていく必要があります。

ROEを高めて、指数に採用されることが自社の株価へ直結することになるからです。

 

先日カシオが発表したリキャップCBなどはROEに注目したファイナンス行動です。CB発行によりえた資金で自社株買いを行うというスキームは資本構造の変更に役立ちます。
(参考:リキャップCBとは

利益を高めるということが重要であるということは間違いありませんが、投資家の目線がROEという指標に向かっているという状況は間違いないようです。

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