物価連動国債は買いか?メリット、デメリットを知ろう

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2015年より、これまで機関投資家向けにしか販売されてこなかった「物価連動国債」という国債が個人投資家にも解禁されることになります。物価連動国債はその名前の通り、物価(消費者物価指数)に満期時の元金や金利が変動する国債です。

 

インフレ時には、手取りが増加しますが、デフレが進んだ場合には元本割れとなるリスクもあります。

成否はともかくとしてアベノミクスによる物価上昇に対して危機感を抱いている投資家も多いようで、そうしたニーズの高まりから、財務省は2015年より個人投資家に解禁することを決めたのです。

 

物価連動国債は長期的なインフレ対策に効果的

物価連動国債の長所は長期的なインフレに対する高い抵抗力をポートフォリオに持たせるとともに、「国債」という信用リスクが極めて低い資産で運用ができるという点です。

 

インフレ対策なら他の運用手段でもカバーできる

その一方で、必ずしも物価対策が物価連動国債である必要性も小さいと考えています。

現在、個人投資家が主流で購入できる国債である「個人向け国債(10年タイプ)」は変動金利タイプなので同じようにインフレになって金利が上昇すると利回りは上昇することになります。つまり、ある程度のインフレ対策は個人向け国債でもカバー可能です。
個人向け国債なら途中解約もできるので、流動性も担保できます(物価連動国債は解約不可)。

また、株式投資や投資信託などを通じてもインフレ対策は可能です。もしもすでに、ポートフォリオに一定割合以上の株式や投資信託などが含まれているのであればわざわざ物価連動国債でインフレ対策をする必要性もさほど大きくはないでしょう。

 

また、インフレを極端に恐れる必要はありません。「インフレに強い資産運用・投資のまとめ」にも書かれていますが、極端なインフレ進行というケースをのぞけば1年程度の短期定期預金であってもインフレ対策にはある程度抵抗力があるということになります。

 

なお、国債投資について検討しているのであれば「はじめての国債投資 人気の個人向け国債も解説」もご一読ください。国債への投資などについてきっと詳しくなれることかと思います。

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