長期金利、過去最低となる0.25%をマーク。金融商品への影響は?

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2014年1月14日の債券市場では、長期金利(新発10年物国債利回り)について0.25%という水準にまで下落しました。株安に加えて原油安などが影響しているとみられますが、過去最低の水準を更新しました。この状況は一般の人に対してどんな影響を与えることになるでしょうか?

安全資産による運用利回りの低下

代表的な運用資産である「定期預金」などは、現状でもほぼゼロ金利に近い状況ですが、さらに低下圧力が働くことになるでしょう。たとえば、大手都市銀行による標準的な1年満期の定期預金金利は0.025%(三菱東京UFJ銀行)とほぼゼロ。

2015年1月のネットバンクの定期預金金利によると、1年満期の定期預金で高いところで、静岡銀行インターネット支店:0.33%、イオン銀行定期預金:0.30%といった具合でキャンペーン金利を提供しているところもありますが、全体的には金利低下の動きとなるでしょう。

 

住宅ローン金利は低下で借りやすく

マイナス面だけではありません。プラスの動きもあります。
たとえば、住宅ローン金利。直近の長期金利の低下によってローン金利も下落傾向にあります。

たとえば2015年1月のフラット35(楽天銀行)による35年固定金利で1.47%という超低金利。数千万円という大金を金利上昇リスクゼロで借りるコストがわずかこれだけというのは数年前には思いもしなかった状況です。

変動金利で良ければソニー銀行の0.539%という超低金利でローンを組めます。

いまから家を買う人、あるいはすでに住宅ローンを組んでいて借り換えを検討していると言う方にはかなり良い市場状況と言えるでしょう。

参考①:住宅ローン総合人気ランキング
参考②:借り換えローン比較ランキング

 

この超低金利をどう考えるべき?

運用ということで考えた場合、安全資産からの利回りはほぼ期待できないという状況を認識するべきかと思います。
一方で住宅ローンのような借金をすることに対してはよい環境です。

住宅ローンを「レバレッジを効かせた不動産投資」です。マイホームという資産を少ない資本(頭金)と住宅ローンという借金を使って購入することになるわけです。

将来的に見て、資産価値を維持できるような物件を少ないコスト(低金利)で購入できるというのは大きなチャンスとも言えるでしょう。

 

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