京王ズが初適用された特設注意銘柄の上場廃止とは

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携帯電話などの販売会社である京王ズホールディングスが2015年5月29日付で特設注意銘柄が3年間解除されないことにより上場廃止となることが決定しました。特設注意銘柄制度による上場廃止は今回のケースが第1号となります。

特設注意銘柄とは?

特設注意銘柄とは、有価証券報告書の虚偽記載や公認会計士による不適正意見などにより上場廃止基準抵触の恐れがあるものの、審査の結果重大ではないとして上場廃止とはならないが、内部管理体制に改善が必要とされた銘柄です。
参考:特設注意銘柄とは?

内部管理体制についての改善の報告書を証券取引所に提出され、認められれば解除されます。
認められない場合は翌年も提出する必要があります。そうやって、3回までは報告書を提出することができます。ただ、3回提出しても不十分だと判断された場合には、整理銘柄に指定され、ほどなく上場廃止となります。
なお、上場廃止の流れと株価については「上場廃止と株価の関係」もご参照ください。

今回の京王ズホールディングスの件は平成19年に本制度開始から初めての上場廃止案件となります。

 

現在の指定銘柄は残り9

京王ズホールディングスを除いて、点時点で特設注意銘柄となっているのは9銘柄です。

・アイセイ薬局
・SJI
・エナリス
・石山Gateway Holdings
・JALCOホールディングス・リソー教育
・エル・シー・エーホールディングス
・マツヤ
・プリンシバル・コーポレーション

上記の9銘柄のうち、近々で問題がありそうなのは「プリンシバル・コーポレーション(3587)」でしょうか。こちらも猶予はあまり残されていません。

それ以外の銘柄についてはまだかなりの時間的猶予があります。ちなみに、一時は粉飾の問題でオリンパスもこちらの特設注意銘柄に指定されました。

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