家計の金融資産(貯蓄額)が1798万円と2002年以降、最高を更新

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総務省が5月19日に発表した2014年の家計調査によると1世帯の貯金や株、投資信託、債券などの金融資産の合計額は2013年比で3.4%増加して1798万円となったそうです。金額だけを見ると大きく感じますが、これは極端な数字にも引っ張られますので中央値はもっと低いはずです。今回はこの総務省家計調査の数字を色々見ていきたいと思います。

平均貯蓄額とその実際

平均貯蓄額は前述の通り1798万円(3.4%増)で平均負債額は509万円(2%増)となっています。
正味の財産ということで言えば、これを差し引く必要がありますね。

また、平均1798万円を下回る世帯は全体の67.6%を占めており、中央値を計算すると1052万円になるそうです。こちらの方がより実感に近い数字になろうかと思います。

また、貯蓄が100万円を切る世帯も多く、全体の10.3%がそれに該当しています。さらに働いている世代に限ればその割合はさらに増加し、12.4%にまで増加します。

以上から言えることは下記の点

・貯蓄額は右肩下がりに分布している
・一部の資産家が平均値を押し上げている

実際の分布については画像で見た方が分かりやすいです。

chotiku

平均値である1798万円はかなり高いところにあるという状況です。

あと、多くの方が「資産」とは考えていない(とらえていないもの)に「保険」がありますね。
保険は学資保険や養老保険のように貯蓄性が高いものだけでなく、終身保険や一部の定期保険も資産となります。たとえば勤労者世帯における資産の約24.8%は「保険」が占めています。

保険については「世代別の平均貯金額、負債額<2015年版>」でも調査されていますが、独身者よりも世帯持ち(2人以上世帯)の方が生命保険に多くの資産を配分しているという点が挙げられます。

 

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