日本とアメリカの売れ筋投資信託の違い。日本の投信はボッタクリ。

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投資情報会社のモーニングスターがまとめた、日本と米国における投資信託の売れ筋商品の違いについて5/27の日本経済新聞で報道されましたので、こちらまとめていきたいと思います。毎度批判的で恐縮ですが、やはり日本の投信の販売スタイルは腐ってるなあと思わせる内容でした。

日本の売れ筋投資信託ランキング

投信名 対象対象 投信タイプ 信託報酬
新光US-REIT 米国REIT アクティブ 1.53%
ラサールグローバルREIT 世界REIT アクティブ 1.50%
フィデリティ・USハイイールド 米国低格付け債券 アクティブ 1.58%
野村ドイチェ高配当インフレ関連株(ドル建て) 海外のインフラ株 アクティブ 1.76%
グローバルソブリン 世界債券 アクティブ 1.25%

はい、見事にアクティブファンドだらけです。しかも信託報酬は軒並み1%超えです。1年ごとに1.5%くらいは証券会社や運用会社に抜かれているという計算になります。しかも、大抵のファンドは販売手数料付きです。買うときも1~3%程度の手数料を取られ、さらに毎年抜かれ続ける。

また、上位ファンドの投資商品を見ても海外REIT(海外の不動産)だったり、低格付け債券(ジャンク債)といったように、日本人がメインの資産として保有すべきものなのか?と言われるとかなり疑問が残る投資対象が多いです。

誰の為のファンドなのか?と言われれば売り手の為という理屈が多いに見えるランキングです。

 

アメリカの売れ筋投資信託ランキング

投信名 対象対象 投信タイプ 信託報酬
バンガードトータルストック 米国株 インデックス 0.17%
バンガード500 米国株 インデックス 0.17%
バンガード・トータル・インターナショナル 米国以外の世界株 インデックス 0.22%
アメリカン・ファンズ・グロース 米国株 アクティブ 0.66%
バンガード・トータルボンド 米国債券 インデックス 0.20%

続いて、アメリカの売れ筋投資信託です。信託報酬を見てもらうとわかりますが、日本の1/10くらいの水準のものも多いですね。ほとんどがインデックスファンドです。
バンガードなどはもちろん、販売時の手数料も無料のノーロードファンドです。

投資対象も自国株や自国債券といったようなものや、世界株といったようにアメリカ人が自分のポートフォリオにおいて中心とするのに適したものが並んでいます。

 

日米で何が違うのか?

まずは、投資に対する知識の問題があると思います。
証券会社などで「売れ筋ですよ」といって出されたファンドの中から、中身や必要性などを考えることなく、チョイスしてしまうと言うのがこのような形になっているのではないかと思います。

多くの場合、こうした商品は「売り手の論理」になっており、手数料が高いなど自社にとって都合が良いものとなっています。

>>証券会社や銀行の窓口で投資信託を買ってはいけない

上記も参考になりますので、ぜひご一読ください。

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