ネット銀行の預金残高が十兆円を突破

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ネット銀行主要6銀行(住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、楽天銀行、ソニー銀行、ジャパンネット銀行、じぶん銀行)によると、2014年度末の預金残高が十兆円を突破したということです。中でも増加著しいのが証券との連携口座を持つ「住信SBIネット銀行」「大和ネクスト銀行」「楽天銀行」の3行のようです。

銀証連携口座とは?

銀行口座と証券口座を連携させた口座を意味します。
一般的には銀行に預けている預金を証券会社における投資余力として自由に移動できるようなサービスとなっています。

たとえば、住信SBIネット銀行では「SBIハイブリッド預金」という預金があり、ここに預けているお金は、SBI証券を通じて株を購入するなどした場合の決済代金としても使われるようになっています。

このように利便性の高い口座で株高などを背景に口座数を伸ばしている模様です。
さらに、こうした銀証連携口座は預金金利などの優遇を受けることができるようになっているというのも人気の秘密のようです。具体的なサービス内容については「ネットバンク各社と証券会社の連携サービスまとめ」なども参考になります。

 

一方の銀行側には悩みも

預金が集まるというのは銀行にとってはプラスに思えるかもしれませんが、預金として預かった以上は何かしらの方法で「運用」をしないといけません。

各銀行とも「カードローン」や「住宅ローン」などには積極的に力を入れており、集めた預金をどのように運用するのか?について頭を悩ませているようです。

日経記事では住宅ローンでいえば、住信SBIネット銀行は2兆2700億円(28%増)、ソニー銀行も1兆円超(13%増)といったように規模を拡大しています。「住宅ローン総合ランキング」などを見るとネット銀行のローン金利の安さが際立ちますね。

ただ、それだけ低金利で貸すということは将来の金利上昇によって収益が悪化する懸念もあるわけです。このあたりをどのようにヘッジした銀行経営をしていくのかを考える必要があるでしょう。

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