確定拠出年金の2014年度の利回りは4.8%、運用は二極化が進む

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昨年の株高を受けて、確定拠出年金の2014年度の利回りは4.8%と高い水準になったようです。確定拠出年金は年金の一種で運用者が運用のリスクを負い老後の年金運用をするものです。近年では企業年金(退職金)としての採用が増加しています。そんな確定拠出年金ですが、株高で恩恵を被った人とそうでない人がいるようです。

運用の指示は自分でする確定拠出年金

確定拠出年金の商品性については「確定拠出年金の特徴や基本を解説」が参考になりますので詳しく知りたい方はぜひご覧下さい。

確定拠出年金は、運用指示を自分でします。毎月一定の金額が年金資産に追加されますが、それで何に投資をするかは自分で決めます。また、すでに買っている資産を別の商品に切り替えることもできます。

そんな確定拠出年金ですが、資産の大半を元本保証商品(定期預金など)に振り分けている加入者も多いようです。そういう方たちは昨今の株高による恩恵も得られていません。
一方で投資信託などで積極運用している人たちもいます。

昨年の株高もあって、ほぼすべての加入者で元本割れが解消したとされています。その一方で「年金資産を増やせている人」と「そうでない人」との格差も広がっています。

 

確定拠出年金の運用リターンの格差拡大

実際に確定拠出年金加入者の2015年3月末時点の通算利回りを年率換算したところ、0%~1%未満が全体の約4割を占めている一方で、年利5%以上で年金資産を増やしている加入者も約4割となっています。また、年利換算10%超の運用をしている投資家も全体の18%となっています。
(日経新聞調べ)

昨今の株高が大きくプラスに寄与したことは考えるまでもありませんが、予想以上に年金の運用に成功している投資家が多いという印象です。今後もこのリターンを継続できるとは思えませんが、順調に年金資産を増やしていると言えるでしょう。

 

確定拠出年金にはどう対応するべき?

まず、適切な運用についての知識を身につけるべです。
年金資産は「超長期で運用する資産」であることを考えて、リスク分散は必要ですが、期待リターンの高いポートフォリオを組むことが重要です。
資産の配分方法やバランスについては「確定拠出年金におけるおすすめの資金配分」の記事も参考になります。

定期預金に預けるという方法を取るのは確定拠出年金のような老後資産ではなく、自分の銀行口座で預金しておけばよいだけです。

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