カントリーリスクが顕在化。中国の売れない株と影響をうける投信

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

中国では、株価対策の一環として株を売らせないという方向に動いております。
実際、上場株の半数以上が売買停止になっていると報道されており、売ろうにも売れないという状況になっています。こうした影響を大きく受けたのが中国株に投資をする投信。野村や大和の中国株投信では新規の買い付け停止だけでなく、既存投資家の「解約」も停止しています。売れないリスクが顕在化してきているわけです。

野村と大和が中国株投信の解約を制限

野村アセットマネジメント
「野村 新中国株 投資 」 、「 野村新中国 A 株投信 」及び「 野村中国 A 株投信 」の解約を一時停止

大和証券投資信託委託
「ダイワ・チャイナA(エース)」、「ダイワ深センA株ファンド」

以上について「解約」を停止しています。理由については皆さまもご存じの通り中国での株式の売買停止によって各ファンドが保有する株を売却できないため、解約しようにも解約できないという状況があるわけです。

 

中国株のカントリーリスク

ここにきて、中国のカントリーリスクが顕在化してきた印象です。

ちなみにカントリーリスクとは、その国特有のリスクを指します(参考:カントリーリスクリスクとは)。中国マーケットの場合、共産党による支配とそれによるマーケットへの横やりが挙げられますね。今のところ下記の様な対策(?)が行われています。

・信用取引の担保を拡大
・一部銘柄の売買停止(全体の半数超)
・大株主の売却の禁止

が今朝までに報道されていましたが、さらに「悪質な空売りをしているものを逮捕する」とまで出てきました。極論ですが、明日から株の取引中止な!というのもできちゃうってのが怖いところというわけです。

下支えに必死な当局ですが、空売り逮捕については結果が出ましたね!

上海指数はマイナスから一気にプラスへ。影響を受けて日本株は朝は一時600円安まで行きましたが、引けは何とプラス117円と値幅700円の歴史的な値動きとなりました。

底で売った人…。

まあ、明日以降どうなるかは本当に分かりませんが、改めて中国株って怖いと実感しているここ1週間です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。