毎月分配型ファンドのシェアが低下。50%を下回る。

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投資信託の中でも特に個人投資家に人気が高いファンドが「毎月分配型」と呼ばれる収益分配金を毎月出すタイプの投資信託でした。グローバルソブリンオープンで人気を博し、個人向け投資信託の大きな割合を占めてきました。50%割れの原因としては、株高による株式型の投資信託への流入やNISAなども挙げられるでしょう。

そもそも毎月分配型ファンドは非効率

そもそも、毎月分配型ファンドは非効率です。その点については様々な媒体でも取り上げられています。

毎月分配型投資信託は非効率?
毎月分配型の投資信託に利用価値はない

毎月分配型のファンドはその特性上、投資の元本を分配に回すことが多いため、実質的な元本の払い戻しにすぎないケースが多いです。単純化すると100万円預ける預金で5%相当の分配を謳うけど、実際は金利相当が1万円で残りの4万円は元本の払い戻しになっており、翌年の元金は96万円になっているという具合です。

高齢者の「年金がわり」と考えるのであればともかく、若い投資家には価値がありません。

また、NISAのような非課税制度との相性も最悪です。
これについては「改めて書くけど、NISAで毎月分配型ファンドを買ってはいけない」でも書かれている通り。

分配金は非課税でも、毎月分配型ファンドの分配金はそもそも非課税(元本の払い戻し相当)の特別分配金にあたるためNISAのメリットが使えないというわけです。

 

毎月分配型ファンドは複利効果を活かせない

こんな毎月分配型ファンド。欠点は「複利がいかせない」というもの。複利効果とは、利子を元本に組み入れて運用することで、利子が利子を生んでいくというものです。運用利回りが高いほど、運用期間が長いほどその効果は高まりますが、毎月分配型ファンドは元本を払い戻す為、複利効果を十分に生かせません。

特に、若い人にとって同ファンドが無価値とするのは上記の理由が一番大きいです。
個人的には、日本の投資信託の発展と考えた時に嬉しいニュースだと思いました。

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