夏のボーナスは最低。一方主婦のへそくりは過去最大。何を意味する?

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損保ジャパンDIY生命が5日に発表したサラリーマン家庭の主婦を対象にしたアンケートでは、夏のボーナス平均手取り額は前年比マイナスの61.1万円となり03年の調査開始以来最低。一方で妻の「へそくり」の平均金額は380万円と過去最高を更新しています。これははたして何を意味しているのか?消費不況の一端が見えるような気がしますね。

結局、景気というのは世の中でどれだけお金が使われているかということ。誰もが緊縮財政をしいたら当然景気は低迷してしまうわけです。アリとキリギリスというお話がありますが、実際の経済でみんなが「アリ」になってしまってはモノが売れないわけで、最終的に「アリ」さんは解雇されてしまい、みんなが不幸になるわけです。

 

節約をあおるメディアと消費不況

今はマスメディアを含めて、みなさん口をそろえて、将来は暗いとおっしゃっています。
将来すごい冬がやってくるぞ、大寒波が来るぞーといわれながら、キリギリスとして生活できる人は数少ないでしょう。そうか冬がくるならせっせとため込まなければ!とアリさんになってしまうわけです。

はたしてこの悪循環はどのようにして解決すべき(解決される)のでしょうか?

 

最大の処方箋は国民に安心できる将来像を見せること

最大の処方箋は安心して消費できるようなビジョンを国民で共有できること。将来の冬なんてなかったんだ!と思えればキリギリス的に消費に振り向ける人が増えるでしょう。

本来「税と社会保障の一体改革」はこうしたビジョンを国民に示さなければならないものです。消費税増税・年金制度改革やっていただいて大いに結構。でも、その結果、多くの国民がもっている将来に対する不安や懸念を取り除くものでなければなりません。
消費税は上がったけど、これで将来の経済的な不安はなくなったよね。と思えなければならないのです。

単に財政が困窮している。待ったなしだ!このままでは日本は沈没するみたいな後ろ向きな発想で行われる増税は、国民の不安をさらに駆り立てるだけです。

 

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