ビットコインの定期預金をコインチェックがスタート。微妙にハイリスクだけど大丈夫か?

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ビットコインの取引所であるコインチェックがビットコイン定期預金というサービスを開始するとアナウンスしました。

定期預金と名前がついているので安心っぽいイメージがあるかもしれませんが、ビットコインは法定通貨ではないため、銀行法の規制対象外です。そのため、一般的な銀行が提供している定期預金とは預金者保護などの面では大きく違いがありますので、利用するときは細心の注意が必要です。

ビットコイン定期預金の仕組み

利用者はまずコインチェックのインターネット上に預け入れ専用の口座を設けてビットコインを移す。預け入れできる期間は14日間で年利1%、30日間で同2%、90日間で同3%、1年間で同5%の4種類。例えば10ビットコインを90日間預け入れた場合、約0.07ビットコインが利息として得られる。
引用元: ビットコイン版「定期預金」 コインチェック、預ければ金利

金利(利回り)はかなり高めですね。
金利が高いとされるネットバンクの定期預金でも年利は0.1%程度ということを考えると5%という金利は50倍の金利がつく計算になります。

2017年5月定期預金金利ランキング
最新の各銀行の定期預金の金利を3カ月定期、6カ月定期、1年定期、3年定期でランキングしています。今高金利の定期預金を提供している銀行が一目でわかります。

 

ただ、これ定期預金という名前がついていますが、リスクも大きいことを承知しておく必要があります。

 

当然だけど、コインチェックが倒産したら保証はない

このビットコイン定期預金はコインチェック社というビットコインの取引所が提供しているサービスです。

前述のとおりビットコインは2017年5月現在、法定通貨としては認められていません。そのため、通常の日本円で預金するときにかかる様々な規制(銀行法等)の対象外になります。

これによる最も大きな影響は「万が一、コインチェック社が倒産したら」ということでしょう。

通常の定期預金の場合、私たちの預金は預金保険によって保護されます(1000万円+その利息まで)。

銀行預金と預金保険制度(ペイオフ)
まず、銀行預金は金融における社会的なインフラとしての役割を担っています。そこで、預金について銀行が倒産(破綻)した場合でも預金者の預金を守るための「預金保険制度(ペイオフ)」という制度があります。ここではその預金保険制度を解説します。

一方でビットコイン定期預金はそうした預金保険の対象ではありません。そのため、コインチェック社が倒産したら、預けている預金(ビットコイン)が戻ってこないリスクがあります。

この部分は重々承知しておく必要があります。

 

(追記)

色々問題があったのかどうかわかりませんが、新規の申し込みは中止しているみたいですね。

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