悲報・スルガ銀行が個人型確定拠出年金(iDeCo)の手数料値上げ……

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個人型確定拠出年金(iDeCo)については、色々な金融機関がサービスを開始しており、手数料競争も激しくなってきていていいね!という感じです。最近は大和証券やイオン銀行なんかも、iDeCoに算入して、銀行証券ともに競争してサービス面が向上すればいいなぁと思っておりました。

iDeCoの手数料、SBI証券と楽天証券が2017年5月から手数料完全無料化
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スルガ銀行さんは逆に値上げになるようです。逆行されちゃいましたね。

2017年10月2日(月)受付日分から、口座管理手数料の改定(増額)を行ないます。
なお、以下①、②に該当するお客さまは、従来どおりの手数料でご利用いただけます。
①すでに当社個人型プランの加入者・運用指図者になっているお客さま
②2017年9月29日(金)以前に受付が完了したお客さま

引用元:https://www.surugabank.co.jp/surugabank/kojin/topics/170605.html

これまで無料だった運営機関管理手数料ですが、上記の日付より月額 270円(税込)の手数料がかかるようになります。年間あたり3,240円と結構なお値段です。

銀行だと手数料無料のうまみがない

ここからは勝手な想像なんですが、個人型確定拠出年金の場合、これをうける銀行の収入減は以下の二つしかありません。

  1. 運営機関管理手数料
  2. iDeCo加入者が買っている投資信託の信託報酬

んで、運営管理機関手数料を無料にしている金融機関は(2)の部分で収益を取れればいいやというつもりでやっているわけです。

その一方で、スルガ銀行のような銀行がベースだと、どうしても(2)の投資信託の部分の取り扱いが少ないです。これまでは手数料無料の個人型確定拠出年金といえばSBI証券かスルガ銀行くらいしかなかったわけで、スルガ銀行でも投資信託を買うユーザーはいたのでしょう。

ところが、2016年の楽天証券の参入や2017年にSBI証券や楽天証券の運営管理機関手数料の完全無料化を受けて、個人型確定拠出年金(iDeCo)で投資信託を買う層というのはネット証券にながれて、スルガ銀行を使う人は定期預金ばっかりになったと……。

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上記の記事でも紹介していますが、個人型確定拠出年金の場合、税効果があるので定期預金(元本保証商品)だけでも利用者にはメリットがあります。

一方でスルガ銀行的には、定期預金だけだと個人型確定拠出年金の管理コストを吸収できなかったのではないでしょう。

あくまでも、考えの一つですが、意外と外れていないように思います。
そして、私自身も、もしも個人型確定拠出年金をやりたいという人がいるのであれば、やっぱりSBI証券を勧めてしまいます。

SBI証券の個人型確定拠出年金

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