SBI証券が小額売買手数料を無料にするけど、注意点もある

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日経新聞によるとSBI証券が2017年9月より国内株の売買手数料を一部無料化するようです。

SBI証券は9月から、1日あたり10万円以下の国内株式の売買について、委託手数料を無料にする。従来は税込みで103円かかっていた。手数料の引き下げによって、少額での取引が多い若年層や投資初心者を取り込む狙いだ。   対象となるのは、1日あたりの約定代金で手数料を計算するプランの利用者だ。最低投資金額が10万円以下の日本株は約1300銘柄で、全上場銘柄の3分の1程度を占める。

というわけです。実際にSBI証券からのアナウンス(9/4スタート)もありましたので、これは確定でしょうね。

手数料が安くなることは喜ばしいことですが、すべての投資家にとって手放しに喜べるって話ではない部分もあるので少し紹介します。

ちなみに10万円以下手数料というサービスは松井証券が何年も前から実施はしています。

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対象は一日定額制(アクティブプラン)のみ

まず、手数料が無料になるのは「アクティブプラン」という一日の売買高合計に対して手数料がかかるプラン。売買の都度手数料がかかるスタンダードプランは対象外です。

以下は公式サイトの画像です。右側のアクティブプランの10万円まで(現96円)が無料になるわけですね。

一般的に証券会社の手数料で取引都度かかるタイプと一日定額制のタイプであれば、売買金額あたりの手数料は取引都度タイプのほうが安くなります。

10万円以下しか買わないなら手数料はアクティブプランのほうが安いですが、一日に2,3回取引する、あるいは売買単位が50万円を超えるというような人はアクティブプランよりはスタンダードプランを選択するほうが手数料は安くなります。

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はい。そんなところで、今回のお話は、売買金額がとても小さい方限定でお得な話ということになります。

 

10万円って個別株の売買としては小さいけど、積立って考えると大きい

ただ、この10万円以下無料という話は、個別株を売買するって話だと金額が小さいですが、積立投資って考えると結構大きいです。

たとえば、毎月数万円を株に投資する(たとえばETFに積立投資する)とするなら、10万円という金額(手数料無料枠)は光ってきます。

SBI証券を個別株やETFの積立用に活用するというのも手ですね。
ちなみに、冒頭でも書きましたが、同じ仕組みは松井証券さんがすでに昔からやっています。

少額投資が手数料無料の松井証券と積立投資
松井証券は1日当たり10万円以下の株式投資における手数料が無料です。株式投資に慣れている方は10万円ぽっちの取引の手数料無料なんて無意味と思うかもしれませんが、毎月の積立投資と考えた場合、10万円という金額は決して小さな金額ではありません。たとえ...

こうした運用に活用するってのは一つですね。

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