松井証券が株取引のベストマッチ(価格改善サービス)を開始

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大手ネット証券の松井証券が、2018年3月に価格改善サービス(ベストマッチ)というサービスを開始すると発表しました。

かねてより、SBIジャパンネクスト証券のPTS取引(私設取引システム)への接続を表明しておりましたが、PTSだけでなく、ダークプールと呼ばれる立会外取引も対象に、最良執行が可能になります。

ベストマッチというのはどういうサービス?

株価というのは基本的には東京証券取引所などの取引所で売買されている価格、気配値を指すことが多いです。

しかしながら、たとえばトヨタ自動車の株は取引所だけで取引されているわけではありません。取引所外取引として

PTS(私設取引システム)
ダークプール(証券会社内部での取引の付け合わせ)

などがあります。これらでは取引所とは異なる価格で取引されている(注文がでている)こともあります。

ベストマッチというのはこうした取引所外での取引状況もみながら、最も有利な価格ででている注文に合わせるというものです。

従来より「SOR注文」と呼ばれる注文方法があり、SBI証券などが、東証+PTSとの間で有利な方に注文を出すというサービスがありました。

PTS取引(SOR注文・夜間取引)に対応しているネット証券を比較
PTS取引というのは、証券取引所以外で株式を売買することができる場で、「私設取引システム(Proprietary Trading System)」と呼ばれています。一部の証券会社では東証(証券取引所)に加えてPTS取引にも対応しています。 PTS取引ができるメリットというのはSOR注文...

今回の松井証券のベストマッチというのはそれをもう一歩進めたようなものですね。

なお、ベストマッチを利用するときの手数料は変わらずですが、ベストマッチによって価格改善ができた場合には成功報酬が発生します。

ベストマッチの利用において約定代金が改善した場合、改善約定代金×30%(税抜)が改善成功報酬として、株式取引の委託手数料とは別に1約定ごとに生じます。

となっていますね。SBI証券や楽天証券で使えるSOR取引の場合は特別な改善報酬は発生しないとはずですが、この部分はデメリットといえそうですね。

 

松井証券の詳細情報・評判・口コミ
松井証券は大正7年創業の老舗証券会社のひとつです。一方で、証券取引のネット取引、手数料体系などを大きく変貌させた立役者でもあります。ネット証券におけるリーディングカンパニーとして、様々な特徴的なサービスもスタートさせています。

 

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