SBI証券がSBBO-Xサービスを2018年4月2日開始、立会外取引も可能に

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大手ネット証券のSBI証券が、2018年4月2日よりSBIプライム証券と連携して「SBBO-X(エスビービーオークロス)」という現物株式売買サービスを開始することになります。

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松井証券のベストマッチと同様に、立会外取引(ダークプール取引)も利用したSOR注文が可能になるというサービスです。

SBIプライム証券のマッチングシステムで最適価格でマッチング

このサービスが利用できるのは月末時点の資産残高が1000万円以上の投資家となっています。それなりの大口投資家向けのサービスとなります。

「SBBO-X」は「SBI Best Bid Offer – Cross」を意味しています。国内株式現物取引における「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」(※1)で発注された当社のお客さまの注文と、機関投資家(※2)の注文について、SBIプライム証券が提供するシステムによりマッチングを行い、取引所の立会外市場(ToSTNeT)で約定させるいわゆるダークプール取引です。
マッチングを行うのは、取引所立会市場(当社優先市場)およびPTS(ジャパンネクストPTS)での価格より有利または同価格で約定が可能な場合のため、より有利な価格で取引できる可能性があります。なお、マッチングが行われない場合は、お客さまの注文はこれまでどおり取引所立会市場またはPTSで約定されます。

SBI証券のプレスリリースより

ダークプールというのは立会外市場で非公開で取引されている株取引の場で、機関投資家等による売買が行われています。

ダークプールとは
ダークプール(Dark Pool)とは、証券取引所などを介さずに投資家の売買注文を証券会社が社内で付け合わせる取引のこと。主に外資系証券会社が行っている。取引内容が外部から分かりにくいため「ダークプール」と呼ばれる。

まとまった株を売りたい機関投資家などが注文を出しており、証券取引所よりも安く株が売りに出されていることもあります。こうした市場は従来機関投資家しかアクセスできませんでしたが、前回紹介した松井証券のベストマッチや、今回のSBI証券のSBBO-Xのように、個人投資家向けのサービスも増えてきました。

>>SBI証券公式ホームページ

 

ちなみに、まだサービスを開始していませんが「スマートプラス」という証券会社もダークプール取引を利用した手数料無料のん株取引サービスを今後ローンチする予定なのだそうです。

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2018年は立会外取引が個人投資家に開放されることになる一年になるのではないかと思います。

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