新生銀行がATM手数料無料化を終了する大改悪。新生銀行最大の強みが消失……

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新生銀行はATM利用手数料の完全無料化の方針を撤廃するようです。さようなら新生銀行。

新生銀行が2001年以来掲げてきた「ATM無料」の旗を降ろす。10月にも有料化し、利用者から1回の現金引き出しにつき、108円受け取る。日銀のマイナス金利政策などで収益を圧迫される中、新生銀の顧客が他行のATMを使った場合に生じる手数料を負担するコストを減らす。ネット取引や電子マネーの普及に伴い、「ATM無料」の魅力が薄れてきた面もある。

いやいや、ATM無料の魅力は薄れてないでしょう。

新生銀行のATM手数料の有料化について

有料化の対象になるのは、新生銀行の提携ATMでの入出金です。ただ、新生銀行には自前のATMは無いので、提携ATMと書かれていますが、そもそも新生銀行は自前のATMを持っておらず、他行のATMやコンビニATMしか利用できません。

ということで、変更後は新生銀行のすべての入出金で100円(税別)の手数料がかかるという事員あるわけですね。

新生銀行のステージがGOLD以上なら無料継続

新生銀行のステージがGOLD以上であれば、ATM手数料無料が継続されるようです。

新生銀行の新生ステップアッププログラム
新生銀行が提供している会員サービスです。預金残高やサービスの利用などに応じて「スタンダード」「ゴールド」「プラチナ」の会員制度があり、各ステージにより他行への振込無料回数や金利などが優遇されるサービスとなっています。

ゴールドになる条件は以下の通りです。

  • 総資産が200万円以上(外貨預金・投資信託を含む)
  • 投資信託や外貨預金の残高が30万円以上
  • 普通預金・定期預金・2週間満期預金が100万円以上
  • カードローン残高が100万円以上

とりあえず、新生銀行に預金として100万円以上預けていればGOLD資格となるので、ATM手数料無料は継続されます。

 

稀にみる大改悪。新生銀行ユーザーはどうする?

ATM手数料を有料化するのであれば、せめて自行ATMで営業時間くらいは手数料無料に……というのが一般的な感覚ではないかと思います。

ところが、新生銀行はそもそも自行ATMがないわけですので、スタンダード以下の顧客についてはお金を預けるのも、出金するのもどっちも手数料がかかるようになるわけです。

 

1)GOLD以上ならとりあえず静観

すでに新生銀行のステップアッププログラムでGOLD以上なら静観でもよいでしょう。一方でスタンダードの方はGOLDになんとか上がれないかを検討するのも一つといえるでしょう。

 

2)他の銀行にチェンジする

スタンダードの水準の方であれば、他の銀行に切り替えをするというのも一つの手でしょう。

ATM有料化の波は来ているものの、少なくとも新生銀行レベルの高い条件を満たさなくても一定回数なら手数料無料という銀行は少なくありません。

代表的な所だと、ソニー銀行とか住信SBIネット銀行とか。回数制限はあるけど、一律有料じゃないのでそうした銀行を使うというのは一つの手ですね。

コンビニATM手数料が無料のネットバンク比較
利用可能なATMと手数料比較では、各ネットバンクで利用可能なATMと利用可能時間、手数料の有無などについてそれぞれのネットバンクを総合的に比較していきます。

 

新生銀行、手数料無料が唯一のメリットだったのに……

新生銀行の場合、預金金利などは都市銀行・ゆうちょ銀行レベルです。そんな中、個人ユーザーにとってはATM手数料無料(+振込手数料無料)が新生銀行を利用するメリットの大きな部分を占めていたはずであり、ここを切り捨てるのは思い切ったことをするなぁという印象です。

ATM手数料無料が個人ユーザーにとっては数あるネット銀行と比較しても強みがあるといえる部分だったわけで、そこを手放す新生銀行は今後どうなるでしょうか。

少なくとも、新規ユーザーの激減と既存ユーザーの新生銀行離れは避けられないところになりそうですけど……。

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