なぜ楽天銀行への振込だけ手数料がかかる?

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最近では、銀行間における振込手数料について無料化する銀行が増えてきています。「2012年版 振込手数料が無料の銀行のまとめ」によると、住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行、野村信託銀行、楽天銀行などネットバンクといわれる銀行を中心に振込手数料の一部無料化が進んでいるようです。
一方で、リンク先を読んでいただくとわかるかと思うのですが「楽天銀行は除く」という表記を多くの銀行が行っています。今回はなぜ、「楽天銀行あての振込手数料だけなぜ有料なのか?」ということをまとめていきたいと思います。

原因は「ゴールドラッシュプログラム」

楽天銀行では、「ゴールドラッシュプログラム」とうサービスを提供しています。このサービスは要するに、楽天銀行あてに他の銀行から振込があった場合、振込回数に応じてお金をあげるよ。というサービスです。このサービスが「楽天銀行は除く」という原因になるわけです。
このプログラムの具体的なサービス内容については「ゴールドラッシュプログラムとは」などがで解説されているので、そちらも参考にしてみてください。

以下、「ゴールドラッシュプログラム」というのは長いので、「GRP」と略します

GRPによる利益が振込手数料というコストを上回るというのであれば、振込をすればするほど、利益が発生するということになります。GRPでは自分名義の口座からの振込に対しても金銭給付を行っています。

こうしたことから、振込手数料無料を謳っているサービスから楽天銀行に対する振込を機械的に行う人が多く発生したわけです。当然、こうなることは予想の範囲内だったことでしょう。

楽天銀行にとっては、振込を受けるたびに振込元の銀行から一定の手数料を受け取っています。
つまり、振込回数が増えれば増えるほど、楽天銀行側も儲かるわけです。GRPでわずかなお金を預金者に支払っても、だいぶ利益は残るはずです。
まさに、預金者と楽天銀行のWin-Winの関係になるわけです。

 

ところが、問題は振込元となる銀行です。これらの銀行とってすれば、GRPがなければ支払わなくて良かったはずの手数料を無駄に負担しなければならないわけです
もちろん、本来の実需をもって、振込が行われるのであれば問題ないことでしょうが、GRP目的での振込を看過することはできないのでしょう。

こうした流れから、「楽天銀行を除く」という形が増えてきたわけです。

 

「楽天銀行は除く」が同行の首を絞めるか?

こうした楽天銀行を除くという流れは、最終的に楽天銀行自体の首を絞めることになりかねないと懸念しております。

事実、多くの銀行が楽天銀行への振込手数料に限っては有料。ということを行い始めると、実需での振込すら萎縮されるようになります。たとえば、住信SBIネット銀行では月3回までの振込手数料が無料ですが、楽天銀行に限っては有料となります。

こうした時、あなたが、振込をしなくてはならないときに相手先から楽天銀行を指定されると、ちょっと嫌な気分(もったいないという気分)になるかと思います。
私なら、楽天銀行じゃなくて、都銀とか地銀とか、他のネットバンクはダメですか?と聞きたくなります。

A銀行と楽天銀行への振込手数料が同額というのであれば、気になりませんが、一方は無料、もう一方は有料ということであればちょっと話は違ってきますよね。

こうした流れが進めば、楽天銀行への振込減少ということで楽天銀行自体の首を絞めることにもなるでしょう。

 

参考サイト
楽天銀行の詳細情報・評判 (@マネーナビ 投資・副業で儲ける100の方法

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