PERは市場の期待値

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PER(株価収益率)という株価指標があります。PERは株価を1株利益(EPS)で割ったもので、企業株価の割安・割高を示す指標として広く使われています。ただ、このPERの水準が「割高」なのか「割安」なのかについての水準については基本的に定まっておりません。あくまでも、PERという水準は「投資家がEPSの何倍の価値を企業に見出しているか」、言い換えれば「市場がその企業に対する期待値の大きさ」とも言えるわけです。

現在の日本株は相当な低迷状況です。日経225採用銘柄の現在のPER水準は約12倍。10倍を切る企業がごろごろいる状態です。直近でもリーマンショック前には20倍を下回れば割安。なんて言われていた時期もありました。

バブル期の最高水準は説明不能とまで言われたPER89倍を付けています。

こうした流れを見てみると、今の投資家が日本という国(経済)に対してつけている期待値が果てしなく小さいということが分かってくるかと思います。

現在の8000円台から9000円台への株価上昇は行き過ぎた下落による修正に過ぎないように思います。結果的に、この期待値が上方修正されないかぎり、株価の上昇についても限界が出てくるでしょう。

 

参考サイト
株価指標「PER(株価収益率)」の意味と読み取り方

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