東証一部の年初来安値が1割強。日経平均8700円割れ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今日の相場は寄り天の安値引けという終始売りモードの東京市場でした。前日の米国発表のISM景況指数が市場コンセンサスよりも悪かったことから米国市場は反落となり、景気悪化懸念&円高を受けて日本株は終始売られる形となりました。相変わらず先物による仕掛けに弱く、節目である8700円を割り込み一段安となりました。
なお、東証一部の年初来安値銘柄は177銘柄、東証一部銘柄は1676銘柄なので1割強の銘柄が本日年初来安値を更新していることになります。

とても弱い日本株式市場

昨晩の米国市場は下げたといってもダウが54ドル安、ナスダックは変わらずといった程度でした。ISM景況指数は確かに悪かったのですが、これによりQE3の可能性が高まったとして、相場の下支えとなった模様です。
一方、QE3観測の高まりは金融緩和に伴う円高を誘発し、これが日本株安にとってのマイナスにつながったものと考えられます。

朝方は強かった自動車関連(トヨタ自動車やホンダ)も上値の重い展開に嫌気され売られマイナス。業種別では医薬品はプラス、海運、鉄鋼、石油・石炭などの景気敏感株が安い。

 

今の日本株は買いか?

個人的にはオーバーシュート気味に売り込まれているとは思いますが、チャート的に完全に崩されている銘柄が多く、ここからあっさりと自律反発の流れという形には進みにくいと思います。
多少のリバがおこる可能性はありますが、極めて弱い動きになるかと判断しています。

現在日本株が抱え得ている課題は

・出来高不足
・円高の進行
・JAL上場に伴う資金ひっ迫感
・世界的な景気減速懸念
・欧州債務危機問題

といったような課題が山積しております。特に、直近は上海総合指数の連日の安値更新をみるとわかる通り、景気減速に対する市場の関心が高まっているように感じられます。
これらを払拭できるようなイベントが相場の反転には必要かと思います。

明日6日は米雇用統計やドラギECB総裁の講演が日本時間の夜に予定されています。なんとか反発の糸口を見つけてもらいたいところです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。