超小幅に6営業日ぶり反発。ただし、陰線は6営業日連続

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6日の東京マーケット。日経平均株価は実に6営業日ぶりとなる反発(ただし上げ幅は前日比0.75円)。TOPIXも0.91ポイントの反発となりました。欧米市場のプラスや円安で戻ってきたにも関わらず、上値を取りに行かない相場展開でした。反発といってもザラ場時間中の大部分はマイナス圏で推移していました。

個別では、連日売られていたトヨタ自動車(7203)やコマツ(6301)、ANA(9202)が反発するなど一部物色の動きも見られました。ヤマハ発動機(7272)は社長発言を受けて10%超の大幅高となっております。
逆に、信用整理と見られる売りによりソニー(6758)は32年ぶりとなる安値を更新。東証一部の年初来安値更新銘柄数は「214銘柄」と昨日の177銘柄を超える数となっております(もっとも、引け時点での安値更新銘柄は少ないですが)。

泣きっ面に蜂の海運銘柄

本日、後場にかけて、海運大手に対する価格カルテルの疑いによる報道がなされ、日本郵船(9101)や商船三井(9104)などが派手に売られました。川崎汽船(9107)も売られましたが結局戻しました、こちらは売られ過ぎとの判断もあったのでしょうか。もともと景気敏感銘柄としてここ最近売れれていた同海運株ですが、泣きっ面に蜂状態でさらに大きく値をさげることになりました。

同海運銘柄にはかなりの信用買いが入っていましたのでこれらの玉が一気に売られた可能性もあります(まだ、信用取り組みが出ていないのでなんとも言えませんが)。結果として、皮肉ではあるものの、この売りによって同海運株の上値が軽くなり、悪材料出尽くしとみて、上昇余地が高まる可能性もあるとみています。

 

注目はECB理事会。

今後の注目は何と言っても本日のECB理事会。昨晩「不胎化オペを伴う無制限の債券購入を約束」などという関係者の発言が漏れたこともあって、理事会に期待が寄せられています。すでに、国債買い取り再開については織り込み済みとなっており、期待を下回るようだと失望売りが発生するリスクが非常に高くなっています。

市場で織り込まれているほど、ハードルは低くなく、ドイツのメルケル首相は無制限の債券購入に反対の立場をとっており、ドイツ連銀も国債買い入れ自体に反対の姿勢をとっています。
発言によって期待値だけは高まっていますが、ここで実効性のある対策を見せないと前回の「ドラギ発言とは何だったのか」という前回の通り急落につながるリスクを秘めています。

とりあえず、今晩のECBには注目が集まります。

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