日経平均は小幅反落。世界の景気指標は悪化中

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本日の東京市場は日経平均は小幅ながら反落、TOPIXはプラスで引けました。週末の米国雇用統計は市場予想を下回り、QE3期待が上昇しましたが、同時に円高となり、輸出関連を中心に利益確定の売りがでました。9日発表された中国の工業生産は予想より下。一方の消費者物価指数は増加するなど、景気後退と物価上昇という難しい状況になっています。

世界の景気指標が軒並み悪い中の株高

世界の景気指標に関しては結構悪い数字が続いているように思います。中国の指標に加え、本日発表された日本の4-6月期GDP改定値が実質ベースで前期比年率0.7%増と、8月公表の速報値(年率1.4%)か ら下方修正。8月景気ウォッチャー調査は現状判断指数が43.6(前月比-0.6pt)と2カ月ぶりに 悪化となっています。

一方世界の株価指数は高い水準で推移しております。日本や中国はさほど高くないものの、欧州危機が後退した欧州や、QE3観測が高まる米国などは非常に高水準の株価が続いております。

個人的には危機感を持つべきだと思います。こういう状況では予想外の事態が起こると大幅な株安が引き起こされるリスクが高まるためです。

今週は12日にESM(欧州安定化メカニズム)のドイツによる合憲性の判断があります。市場は合憲とすると見ていますが、仮に違憲判決が出されるようだと、欧州問題の不透明度が一気に高まります。
また、12-13日には米FOMC。市場ではQE3の実施を相当織り込んでいる状況で仮に実施しないという決定が出た場合も相当な株価インパクトを与えるかと思います。

今週の相場は完全に外部環境に左右されそうな状況ですね。

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