ギリシャ再選挙 緊縮派が勝利宣言。今後の欧州懸念ピックアップ

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ギリシャの財政緊縮策をめぐり世論が二つに割れていたギリシャで再選挙投票が行われ、緊縮推進派が「勝利宣言」を行いました。懸念されていた反緊縮派の勝利によるユーロ離脱懸念がひとまず回避された形となります。想定されていたシナリオの中では最善の結果となりました。これをうけて朝方の株式相場はリスクオンの動きが鮮明化。特に相場との連動性が高い銀行株、保険株、証券株など金融銘柄が物色されています。また、欧州問題から売られていた輸出株や欧州関連株にも広く買いが集まり、日経平均は一時200円近くの上げ幅となりました。

今回の選挙でヨーロッパ問題が解決するというわけではないのですが、これまでの相場が、今回の選挙に注目した動きとなっているので、素直に好感される形となっています。相場の節目を抜けている形となっているので、相場的にはしらばらくポジティブな流れとなりそうです。

一方で欧州問題は楽観できる状況ではありません。今後の大きな課題としては下記のような懸念が残ります。

1.緊縮派の安定政権がギリシャで誕生したとしても、トロイカ(EU、IMF、ECB)との融資条件再交渉
2.スペインの銀行問題
3.欧州も含め世界景気減速が鮮明化してきている点

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