FXで死人がでる理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

死人というのは極端な表現ですが、FXで大損をしてしまったという話などがブログやニュース、掲示板などで出てきます。特に為替レートが1円単位で動くような相場の時には「ぎゃああああ」という悲鳴がこだまするわけです。今回はなんでこんなことになるのか?についてまとめたいと思います。

100円が97円になっても3%安じゃん

ドル円のケースで1ドル100円が1ドル97円にまで円高になってもわずか3%。100万円投資していても97万円になるだけじゃないかという話です。

たしかに、外貨預金や外貨MMFといたった投資の場合はそのとおりです。
一方でFXの場合には「ぎゃあああ」となるわけなんです。これはFXにおける「レバレッジ」という仕組みがあります。

レバレッジについては「レバレッジとは」「FXとレバレッジ」などを読んでもらいたいところですが、簡単にいうとFX業者に預けた金の数倍の取引が出来る仕組みです。日本のFX業者の場合、法律で25倍までと決まっています。
といういことは、100万円で2500万円分の投資ができることになるわけです。

ちなみに、海外のFX業者などでは200倍くらいのレバレッジが使えるケースもあります。これは100万円で2億円分の投資ができるわけです。ちなみに、日本でもちょっと前まではこのくらいのレバレッジはFXで効かせられたんですが、大損をぶっこく人が増加したため、規制されました。
(参考:FXのレバレッジ規制について教えてください

 

レバレッジ25倍なら3%の値動きで資産の75%吹っ飛ぶ

見出しのとおり、レバレッジが25倍なら3%の値段が動くだけでも資産の75%が吹っ飛びます。
仮にレバレッジ200倍なら3%の値動きで、600%が吹っ飛ぶことになります。600%というのは預けた金の6倍と言うことになりますので、投資で借金ができるわけです。100万円投資をしていたなら投資元金はゼロになって500万円の借金を背負うことになるわけですね。

もちろん、そうならないために、自動的にロスカット注文がでるしくみもあるわけですが、相場が急変した場合などではこの注文が成立しないケースもあります。
なぜなら、相場というのは値段の動きはシームレスに動くものではなく、値段が「飛ぶ」ことがあるからです。
たとえば、直前まで1ドル100円00銭で取引されていたのに次の瞬間には1ドル99円00銭にまで動くといった具合です。

為替レートっていうのは平時はそこまで大きく動かないので、どうしても短期で為替取引で収益を上げようと思うとレバレッジが大きくなりやすいです。その一方で乱高下、一方的に極端に動くと言うこともありえます。

 

もちろん、FXだから怖いと言うわけではないです。為替リスクという面でいえば「外貨預金」も「外貨MMF」もリスクはおんなじです。ただ、FXというのがレバレッジを最大限に活かせるというだけです。レバレッジは武器でもある一方、リスクを高める諸刃の剣です。

レバレッジ取引で必ず理解しておきたいリスク
外為投資の比較-外貨預金、外貨MMF、FXの違い-

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。