2018年1月からスタートするNISAの積立投資バージョンである「つみたてNISA」。投資対象となるファンドに一定の制限を設けるようになっており、低コストであり、長期投資に資するというのが条件となっております。
その対象となるファンドが2017年10月5日に発表されました。対象ファンド数は90と結構多めです。
つみたてNISAの対象ファンド設定について
投資対象となる投資信託については以下の区分で分けられています。
- TOPIX
- 日経平均株価
- JPX日経インデックス400
- MSCI ACWI
- FTSE Global ALL Cap Japan
- MSCIコクサイ
- S&P500
- CRSP US Total Market Index
- MSCI Emerging Markets
- FTSE RAFI Emerging Index
- バランス型(2指数)
- バランス型(4指数)
- バランス型(5指数)
- バランス型(6指数)
- バランス型(7指数)
- バランス型(8指数)
具体的な指数は「こちら(PDF注意)」よりご確認いただけます。
SMTインデックスファンドシリーズ、eMAXIS、eMAXIS Slim、購入換金手数料なしシリーズ、たわらノーロード、iFreeシリーズといったように、いわゆる低コストインデックスファンドと呼ばれる代表的なファンドはほとんどラインナップされています。
そういった意味で、つみたてNISAを利用して投資をしようと考えていた方にとっては一安心といったところでしょうか。ただし、証券会社によっては、つみたてNISAにおいても全ファンドを投資対象としないと公言している証券会社もあります。
上記の二社はいずれもつみたてNISAで全ファンドを扱うということを発表しています。すでにつみたてNISAの口座開設(利用申し込み)もスタートさせているので、つみたてNISAを始めたいならこの2社がよさそうです。