あおぞら銀行とGMOインターネットとが連携して新しいネットバンクを2018年7月17日に開業させました。その名も「GMOあおぞらネット銀行」です。
ネットバンクとしては後発になりますが、タイプ的には楽天銀行や住信SBIネット銀行、大和ネクスト銀行といったネットバンクと近い業態の銀行になります。大きな特徴としては銀証連携が挙げられます。
銀証連携とは何か?
銀行と証券会社の連携サービスです。
・楽天銀行-楽天証券(マネーブリッジ)
・住信SBIネット銀行-SBI証券(SBIハイブリッド預金)
・大和ネクスト銀行-大和証券
というように、同じタイプのネット銀行は銀行と証券会社の口座連携といったサービスを行っています。GMOあおぞらネット銀行も同じです。
GMOクリック証券と連携した口座サービスが用意されており、サービス利用者は普通預金金利の優遇を受けることができるようになっています(証券コネクト口座)。
GMOあおぞらネット銀行の強みと特徴
ネットバンクとしてのスペックはそれなりに高いです。
預金金利
前述の証券コネクト口座の金利は普通預金で0.11%(キャンペーン期間中は0.15%)とかなり高めです。都市銀行の普通預金金利が0.001%とう現状を踏まえると110倍~150倍ほどの高い金利が付くという事になりますね。
他のネット銀行と比較しても高いです。
手数料
手数料は安めですね。
- ATM:月2回まで無料(それ以降は108円)
- 振込手数料:月1回まで無料(それ以降は154円)
となっています。無料回数はやや少なめな感じがしますが、それを超えた時の手数料は他の銀行よりも低めに抑えられています。
ネットビジネス(EC)をしている事業者向けのサービスも期待
今のところはあまりサービスが公表されているわけではありませんが、GMOあおぞらネット銀行はEC系のサービスも充実させそうな気がします。
GMOインターネットは、ネット通販にかかる業務も多数行っています。GMOイプシロンやGMOペイメントゲートウェイといった決済サービスも多く行っており、こうしたEC系の決済と銀行(GMOあおぞらネット銀行)とをつなげたサービスなどももしかしたら、提供されるかもしれません。
まだ、口座開設の申込が始まったばかりで私も手続き中です。いろいろ詳細な情報がでてきたら、また記事に追記していきたいと思います。